日本語教育能力検定試験 合格 メリット

日本語学校への就職を目指すならメリットあり

日本語教育能力検定試験は合格後に日本語教育に携わることを目標とする人が主に受ける資格です。

 

もちろん、合格者が一般の企業に勤めることもありますが、国内の日本語学校や海外で日本語教育に携わるために現地に行って教員になる人がほとんどです。

 

国内で日本語教師として働いている人の7〜8割は日本語学校の非常勤講師であるといわれています。しかしその年収は100万円程度と低く、それだけではとても生計を立てていくことはできません。

 

海外の日本語講師の給与はさらに下がりますが、アジア諸国で働く場合には物価も安いため、なんとか暮らしていくことはできるようです。

 

日本語教育機関に就職しようとする人には、日本語教育能力検定試験の合格者は優遇されます。むしろ、日本語教育能力検定試験合格が採用条件の一つになっていることが多いといえましょう。

 

ただ、合格者というだけで無条件に採用されることはあまりなく、文化庁の指針である420時間のカリキュラムを履修していること、あるいは大学等で日本語に関する専門課程を卒業していることが採用条件に加わります。日本語教育能力検定試験の合格に加えてこの2つの条件をクリアしているならば、採用に際してかなり有利になることは間違いありません。

 

一般企業に就職しようとする人に対しては、日本語教育能力検定試験の合格は数ある資格の一つとしか評価されません。企業が積極的に外国人を雇い、その教育に携わることもありますが、特に合格者が就職のときに有利になることは少ないようです。ただ、日本語教育に専門的な知識や経験を持っている人は、配属時に外国人が多い部署または海外の支店などでの勤務に回されることがあると考えられます。

 

いずれにしても、就職しようとする人にとって、日本語教育能力検定試験の合格が一つの関門といえるでしょう。