日本語教育能力検定試験 出題内容

日本語について幅広い知識が問われる

日本語教育能力検定試験では主に次のような内容が出題されます。

 

1.世界の中の日本の位置づけ
2.日本語教育の歴史および現状
3.日本語教員になるための資質・能力
4.異文化コミュニケーション
5.言語理解・言語習得の心理的な観点からの構造
6.言語教育手法・実践(ここに実技が含まれます)
7.言語の一般的な知識
 ・構造文法・生成文法
 ・日本語の音韻体系
 ・日本語の文法体系
 ・文字表記法

 

この中で特に重視されるのは、6.の実践教育手法です。他はどちらかというと、テキストを読んだだけで身に着くのに対し、この項目には実体験が必要です。日本語学校などでは、実際の教育実習に多くの時間を割いています。

 

独学でここを学習するためには、音声での実践が必要になります。
実施要領の試験Uの項目を見ると、「試験Tで求められる基礎的な知識、および試験Vで求められる基礎的な問題解決能力について、音声を媒体とした出題形式で測定する」となっています。

 

また、出題範囲の「教育実技」の項目には実習と書かれています。この実習は実際には次のようなリスニングの問題が出題されます。

 

・日本語の正しいアクセント
・日本語の正しい発音

 

普段私たちが日本語を話すときは、特にアクセントや発音に注意しなくてもお互いに通じてしまうのですが、初めて日本語を習う外国人にとっては、日本語のアクセントや発音ほど難しいものはありません。したがって日本語教師は正しいアクセント・正しい発音で教えなくてはいけません。

 

試験Vでは記述式問題が出題されます。教育現場での実践的な問題解決能力を試されるのです。日本語教員でない人にとってこの問題は答えづらいと思います。記述式問題に絞った参考書も出ていますので、学習しておくことは合格するための役に立ちます。

 

また記述式試験はマーク式試験の試験T、試験Uの総得点が60%以上でないと採点されませんので、まずはマーク式で必要な得点を取ることが必要です。